本の情報
- 著:東野圭吾
- 出版社:株式会社 KADOKAWA / 角川文庫
読書期間
- 令和6年 6月 7日 〜 6月13日
感想
『ラプラスの魔女』のサイドストーリーになるのかな? 前作の不思議な女の子・円華に振り回される、今作の主人公・ナユタのお話なんですが。まぁ、このナユタ、色んな人との縁を持っていて。現在から過去までの縁ある人たちがナユタと関わり、ナユタを通じて円華と関わり、彼女の行動や言葉に揺さぶられ、各々これからの選択を決めていく――そこにあるドラマの展開は、読み進めるごとに私を物語に引き込んでいきました。
話は全部で五つあるのですが、最後の章はタイトル通り、魔力の胎動――そのお話で、『ラプラスの魔女』に続く話でした。前作を既読済みの私は読み始めてからザワつきましたとも←
ちなみにこのシリーズ、私的にはどちらから先に読んでも面白いと思います。
私と本のエピソード
『ラプラスの魔女』を読んだあとに本屋で見つけ、そのシリーズであるのだと知って即購入しました。
このあと調べたら3作目もあるとのことなので、そちらもお迎えしようかと思います。
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